母乳育児を軌道に乗せるための強力なサポーターである「乳頭保護器」。
産院で使用されるケースが多い世界的なブランドメデラと、国内で高いシェアを持つピジョン、どちらを選べばいいか迷っていませんか?
最初に結論をお伝えすると、私が買うならメデラを選びます。
理由は、圧倒的な「薄さ」と計算された「波型形状」により、赤ちゃんがママの肌の匂いを直接感じられて、直母への移行がスムーズになりやすいと感じるからです。
ただし、消毒方法の好みによってはピジョンの方が合う場合もありますよ。
両者の違いをシンプルにまとめると、次の5点です。
- 消毒方法:メデラは「電子レンジ・煮沸」推奨、ピジョンは「薬液・煮沸」推奨(※ピジョンは電子レンジ消毒非推奨)
- 素材の薄さと密着感:メデラの方がより薄く、皮膚への密着度が高いと言われる
- サイズ展開:メデラはLサイズ(〜24mm)まで対応、ピジョンは日本人の標準サイズに特化
- 価格:ピジョンの方が数百円安く、コスパが良い
- バリエーション:ピジョンには「ハードタイプ」という選択肢がある
基本機能は同じなのですが、メデラは薄さや密着感を重視した設計のため、直母に近い感覚を求める人にはメリットになりやすいです。また、電子レンジ除菌に関する対応方法にも違いがあります。
どちらがいいかというと、
- 直母に近い感覚と電子レンジ消毒の手軽さを求める方はメデラ
- コスパ重視で、薬液(つけ置き)消毒をメインに行いたい方はピジョン
それぞれの違いを詳しくご紹介しますね。
※効果には個人差があります。
総合評価
メデラとピジョン、それぞれどんな点が優れているのか?
ここでは両者の強みを整理してご紹介します。
薄さや密着感を重視するか、コスパや入手しやすさを優先するか、あなたの生活スタイルや授乳の状況に合わせて考えてみてください。
まずはそれぞれの優れている点を一覧で見てみましょう。
メデラが優れている点
- 皮膚に近い感触で密着し、はがれにくいと評価されている
- 波型形状で赤ちゃんの鼻がママの肌に当たりやすい設計
- 電子レンジ消毒・煮沸消毒の両方に対応
- Lサイズ(24mm)があり、乳頭が大きめの人も安心
ピジョンが優れている点
- 価格が安く、コスパが良い
- 薬液(つけ置き)・煮沸・スチーム消毒に対応
- ドラッグストア等で手軽に購入できる
- 硬めの「ハードタイプ」も選べる
メデラとピジョンを10項目で完全比較!
| 比較項目 | おすすめする商品 |
|---|---|
| 1. 形状・赤ちゃんの鼻の接触 | メデラ |
| 2. 素材の薄さ・密着度 | メデラ |
| 3. 電子レンジ消毒 | メデラ |
| 4. 薬液(つけ置き)消毒 | ピジョン |
| 5. サイズ展開の幅広さ | メデラ |
| 6. 価格・コスパ | ピジョン |
| 7. 実店舗での入手しやすさ | ピジョン |
| 8. バリエーション(硬さ) | ピジョン |
| 9. ケースの使い勝手 | 引き分け |
| 10. 産院での採用実績 | 引き分け(どちらも多い) |
ここからは、メデラとピジョンの違いを10項目に分けて詳しく比較していきます。
形状や素材、消毒方法、価格など、実際に使う上で気になるポイントを一つひとつ見ていきましょう。
それぞれの項目で、どちらがおすすめかも明確にしていますので、自分の状況と照らし合わせながら読んでみてくださいね。
まずは全体像を上の表で確認してみてください。
比較①:形状・赤ちゃんの鼻の接触ならメデラ!
どちらも赤ちゃんの鼻がママの肌に触れるようカットされていますが、メデラは早くからこの「波型カッティング」を採用しており、代表的な存在として知られています。
メデラの形状は、授乳中に保護器がずれても、どの角度でも赤ちゃんの鼻が肌に触れやすいよう設計されています。
ピジョン(ソフトタイプ)のバタフライ形状も優秀ですが、メデラの方がカッティングが深く、赤ちゃんがママの匂いを感じて安心して飲みやすい構造になっています。
比較②:素材の薄さ・密着度ならメデラ!
皮膚に近い感触の薄さを求めるなら、メデラが有力候補です。
メデラのシリコーンは極薄で柔軟性が高く、乳房に吸い付くようにフィットすると評価されています。
授乳中にペラペラとはがれるストレスが少なく、赤ちゃんも違和感を感じにくいのが特徴です。
ピジョンのソフトタイプも薄い設計ですが、メデラの密着感には一歩及ばないという声が多く聞かれます。
比較③:電子レンジ消毒ならメデラ!
ここが最大の分かれ道です。
「電子レンジでサッと除菌したい」ならメデラを検討してみてください。
現在販売されているピジョンの乳頭保護器は、電子レンジ消毒は不可(レンジ:×)です。
一方、メデラは煮沸などの方法に対応しています。電子レンジ除菌は専用除菌バッグ等を用いる方法もあるため、対象パーツや手順は説明書に沿って確認してください。
夜間の授乳などで、手早く消毒したいママにはメデラが圧倒的に便利です。
比較④:薬液(つけ置き)消毒ならピジョン!
逆に、「ミルトン」や「ミルクポン」などの薬液につけっぱなしで管理したいならピジョンです。
ピジョンは薬液消毒に公式対応していますが、メデラは「素材の劣化を早める可能性がある」として薬液消毒を推奨していません(白濁しても使うことは可能ですが、メーカー推奨外です)。
消毒スタイルの好みで選ぶのが正解ですね。
比較⑤:サイズ展開の幅広さならメデラ!
自分に合うサイズを細かく選びたいならメデラです。
メデラはS(16mm)・M(20mm)・L(24mm)と3サイズ展開で、特にLサイズがあるのが強みです。
欧米基準のため、乳頭が大きめの人や、授乳で伸びてしまった人でも快適に使えます。
ピジョンはS(〜13mm)・M(〜16mm)・L(〜20mm)と、全体的に小ぶりな日本サイズ設定です。(※サイズは目安です)
比較⑥:価格・コスパならピジョン!
少しでも安く済ませたいならピジョンです。
どちらも2枚入りですが、ピジョンの方が実売価格で400円〜600円ほど安く購入できることが多いです。
消耗品であり、場合によってはサイズ買い直しも発生するアイテムなので、この価格差は魅力ですね。
比較⑦:実店舗での入手しやすさならピジョン!
「今すぐ欲しい!」という緊急時にはピジョンです。
西松屋、アカチャンホンポはもちろん、近所のドラッグストアのベビー用品売り場でも高い確率で置いてあるのがピジョンです。
メデラは主要なベビー用品店にはありますが、ドラッグストアでは取り扱いがないことも多いです。
比較⑧:バリエーション(硬さ)ならピジョン!
「ソフトタイプだと赤ちゃんが潰してしまう」「傷が深くて痛い」という方には、ピジョンの「ハードタイプ」という選択肢があります。
メデラは薄型のみですが、ピジョンは飲み口がしっかりしたハードタイプも展開しており、赤ちゃんの吸う力が強すぎる場合や、乳頭混乱(哺乳瓶しか受け付けない)の矯正用としても選べます。
比較⑨:ケースの使い勝手は引き分け!
どちらも専用の携帯ケースが付属しており、持ち運びには困りません。
機能性に大きな差はないため、ここでの優劣はありません。
比較⑩:産院での採用実績は引き分け!
どちらも信頼性は抜群です。
メデラはNICU(新生児集中治療室)や母乳育児に力を入れている病院で導入実績が多く、ピジョンは日本の産院で使用されるケースが多い存在です。
入院中に病院で使っていた方を選ぶ、というのも失敗しない選び方の一つですよ。
メデラとピジョン、それぞれおすすめな人は?
ここまでの比較を踏まえて、メデラとピジョン、それぞれどんな人におすすめなのかをまとめました。
あなたが重視するポイントや、普段の授乳スタイル、消毒方法の好みなどと照らし合わせて、自分にぴったりの方を選んでみてください。
どちらも優れた製品なので、あとは「何を優先するか」で決めるのが正解ですよ。
メデラは「直母への移行」と「レンジ消毒」を重視する人におすすめ!
- できるだけ早く保護器を卒業して、直母(直接授乳)に戻りたい人(薄さと匂いの感じやすさが有利)
- 電子レンジで手軽に消毒・除菌を済ませたい人
- 乳頭のサイズが大きめ(直径16mm以上目安)の人
- フィット感を最優先し、授乳中のズレやはがれを防ぎたい人
ピジョンは「コスパ」と「薬液消毒」を重視する人におすすめ!
- 薬液(つけ置き)消毒で管理したい人(レンジ消毒は非推奨なので注意)
- 初期費用を抑えたい、近所のドラッグストアですぐに買いたい人
- 乳頭のサイズが小さめ〜標準の人
- ソフトタイプでうまくいかなかった場合に、ハードタイプも試してみたい人
まとめ:メデラとピジョン、結局どっちがいい?
メデラとピジョンの乳頭保護器を比較しました。
- メデラ:極薄で密着度が高く、電子レンジ消毒が可能。直母へのスムーズな移行を目指す本格派。
- ピジョン:コスパが良く入手しやすいが、電子レンジ消毒は非推奨(薬液OK)。日本人の体型に合わせたスタンダード派。
私のおすすめは、やはりメデラです。
授乳のたびに使うものだからこそ、少し価格が高くても「はがれにくい」「赤ちゃんが嫌がらない」ストレスフリーな使い心地は何にも代えがたいメリットだと思います。
また、夜中の授乳で疲れている時に、電子レンジで数分で除菌できる手軽さは、ママの睡眠時間を守るためにも重要だと考えます。
あなたの乳頭のサイズや、普段の消毒スタイルに合わせて、最適な一つを選んでみてくださいね。

